海の夢を見た幼い素足で 砂を蹴って走った夏風と共に 山の輪郭が夕焼けに浮かぶ 君も見てるだろうか? あの北極星(ニヌファブシ) たった一つのこの想いが 今も僕を守っている 帰りたいと心から溶け出すこの声が 闇に消えても愛すべき故郷は 在り続けている 心の中に 誰も侵しえない 生きるかぎり ただいま と言わせて海よ 海よ 明日も僕らのたたかいは続く いつか分かるだろうか? 手を繋ぐ術は 空から見れば わずかな命でも 僕には 果てしないから 会いたいと心から溶け出すこの声が 風に消えても愛すべき人は今 僕に語りかける記憶の中で 諦めないで 生きた僕におかえりと聞かせて海よ 帰りたいと 帰りたいと 呟くこの声が空に消えても 愛すべき故郷は在り続けている 心の中に誰も侵しえない 生きるかぎり ただいま と言わせて海よ 海よ