光が身体に馴染まないときこそ 輝かしいメロディを歌おう この声が風や雨を遮ることも 空腹を満たすこともないけれど そうさ 音楽はまだ きみを救えないし 変えられないし ましてや世界は尚の事 でもさ こんな言葉が 渦を作り出して 広がり出して 明日を彩るの 歌は祈りだから 嘘偽りだったまま 音にした叫びが いつしか私になったんだ 歌は祈りだから また煌めき出したのさ 痛みをどこへやら 隠すほど光ってはキラキラ 独り善がりから始めた思いも ありふれたメロディを纏う それが電波に乗りあなたの世界へと 届いた日 私も少しずつだけど ほら 声が聴こえた 脳が走る前に 働く前に 言語がこぼした夢の音 だから 音楽ならさ きっと忘れないで また取り出して 私に戻れるの 歌は祈りだから 嘘偽りだから 歌は祈りだから それが私だから 歌は祈りだから 嘘偽りだったまま 音にした叫びが いつしか私になったんだ 歌は祈りだから また煌めき出したのさ 痛みをどこへやら 隠すほど光ってはキラキラ