誰が咲いて歌えどもただただ 頷くだけ 感覚を捨てた あなたにさよなら 心を巣食う愛しのあなたへ 理想はとうにかけ離れて 頭の中では落ち込んだ 鳴らさない内緒の音で 「殺し続けてさ」 疑いを、続けては、灰になる 本当の意味を探す日々 しかめ面 繰り返す今日 ぶちまける某 ただ愛を訴えども 夏と次と欲だけ 僕は陽を宵に歩き出す諜叛へ こう言えることがどうして 言える言葉が膨らんで 心を巣食う 愛しのあなたへ ただ口を噤むなら 青が枯れてゆくだけ 感情を捨てた あなたにさよなら 心を失くすぐらいなら 枯れて消えてゆく夏の虫 僕は断つ 無言で