<風の宿 唄:水田竜子> <詞:水木れいじ 曲:水森英夫> 真野の夕焼け 涙を染めて あなた恋しい 日本海 女ひとりの 旅だから まして理由ある 旅だから… 沖のカモメよ もう泣かないで 逢いたさ たちきる 風の宿 肩を抱かれて 尖閣湾へ そぞろ歩いた 萓草の径 散ってはかない 倖せに どこか似ている 昼の月… 酔って夜明かした 地酒もさめて 淋しさ 波打つ 風の宿 凪の両津か 有磯の小木か 佐渡の海にも 顔ふたつ 男ごころの 裏表 みんな許して 船に乗る… おけさ囃子を 背中で聞いて 一から 出直す 風の宿