部屋の隅に座り込み 視線の先には あなたのネクタイが 朝はいつもねぼすけで そんなあなたはもういない 冷たい壁に寄りかかり 気付くと頬には 涙のあとが あなたはいつも気にかけて そんなあなたももういない 痕跡 見つけて 苦しくなる程 こんなにも あなたを 想っていたんだと今更 気付くなんて あなたと別れた新月の夜 ぽっかりと空いた隙間と 月が重なった 月はズルいよ 明日からまた満ちていくんでしょう 私のこの隙間は いつ埋まるんだろう 薄暗い部屋 ふと1人 カーテンが揺れ あなたがいるみたい 外でいつもコッソリと タバコの匂い もうしない 連絡 来ないなんて わかっているけど こんなにも あなただけ 待っていたんだと今更 気付くなんて あなたが居ない満月の夜 ぽっかりと空いた隙間は 考えさせる 月はズルいよ 明日からまた消えていくんでしょう 私の太陽はいつ 消え去ってくれるの? あなたと別れた新月の夜 ぽっかりと空いた隙間と 月が重なった 月はズルいよ 明日からまた満ちていくんでしょう 私のこの隙間は いつ埋まるんだろう