片側二車線を振り返ることなく 横切って渡った野良猫が 口ずさんでいた歌 売れないバンドマンの 泣ける名曲が下北沢に響いた 今、空へと溶けていく 誰にも知られない場所で心を突き 刺さした歌 誰かに 言ってほしい言葉があるでしょう 代わりに大声で怒鳴ってほしい そんな夜だってあるでしょう 君はその言葉を心に隠すから 僕はそれを探してる うまく生きれてるか… 迷いながらそれでも前に進もうぜ 道なんて後からついてくる 濡れたアスファルトの匂いが 生々しい記憶にさわった そもそも 自由ってなんなんだろうな? 誰か教えてよ 早く教えてよ 汚れた正解の土を手ではらっている 間違った生き方はしたくない ヘッドライトが未来を映したけど 一瞬で消えてしまったんだ