夜が明ける頃に水色の街へと 眠れなかったけど別に構わない 友達がいないなんて 君には言えないだろう 僕を親友と言っていた君には 雲ひとつ無い空が 涙を溢すのを待つだけの趣味さ 塞ぎ込んでいたって 分かっちゃくれんしな 味気ない日々に蜂蜜でも降らしてよ 君を呼んでみたって 別になにも話すことないし つまるところ今日も 嘘が暴露る前に 君が気付く前に お茶を濁してみるとこうもあっけな く 愛想笑いも別に苦手じゃないけれど 無理に笑っている君は不気味だよ 来るものに後退り 去る者の背を見つめ 微妙な距離を保っていたいよ 嫌いになるよりマシ ひとりでいれば君も 怒らないし傷つきはしないから 雲ひとつ無い空が 涙を溢すのを待つだけの趣味さ 塞ぎ込んでいたって 分かっちゃくれんしな 味気ない日々に 蜂蜜でも降らしてよ 君を呼んでみたって 別になにも話すこともないけれど 閉じこもっていたって 気付いちゃくれんしな なんとなくダメだって 分かってる うちに来るなら 牛乳と蜂蜜 買ってきてよ 寒いからホットミルク飲もうよ