燃えゆく地平を見つめる傷は 揺るがぬ心写して その手の中に秘め宿りし焔は 燃え導く 世迷いを切り裂く咎持ちて 影惑う翔べば屍が舞う 嘆き 己が運命を呪い 慰み 黄金色の因縁よ 抗う 茨の道を選び 歩み逝けば 闇が迫る その身に纏いし不浄の血潮 散り逝く想い黄泉へと 蒼く翳る月が契りし戦は 誰がための舞台 幾重にも重ねられた悲劇 ひたすらに命削り抱く 迷い ただ貫き続ける 狂った 時の流れを歪めて 果て無き宿命の渦に呑まれ 身を捧げ 闇に溶ける 哀れむ声遮る風が 吹きすさぶのなら 悪夢のような現世の墓場へ この身を沈めて 絶望の淵に向かいて立つ 共にある陽の存在を信じて 望み、業の輪廻に止めを 憎しみ、無下に死が溢れ返る 全ては深き夜に暁を 朱に染まり 闇を討てと 誓いの果て 安らぎの地を ただ求めるなら その魂 身は朽ちぬとも 尽きることはなく