足跡をたどれば 傷ついた昨日さえ笑えるように 愛など解らず それでも出会えた奇跡抱いて 雨に濡れた夜の静寂が ひとりで勇敢な兵隊のフリ でも振り返れば そこにあなたが 寄り添うように そっと光ってたから あなたの声で明日を照らして 悪魔が願った未来の上で 歩いてきたこの道が 誰かの祈りになれるなら 私はまだ歌うことができるだろう 夕暮れに染まる坂道 女神の目はもう無いだろう 触れられない温もりが そっと頬を撫でていくようで 地獄絵図にミサイル落とせば 学ばない支配と腐った正義 でも振り返ればそこにあなたが 寄り添うようにそっと笑ってくれた あなたの声で夜をほどいて 見えない明日もまた彩りを増して 重ねてきた傷さえ 誰かの勇気になるなら 私はまだ歩くことが出来るだろう 歩んだ時の波間に揺れる記憶たち 失くしたものと得たものを数える それでも描く未来と照らし出す 悪魔たちに魂は売らない あなたの声で明日を照らして 悪魔が願った未来の上で 歩いてきたこの道が 誰かの祈りになれるなら 私はまだ歌うことができるだろう