いつか 胸を 締め付ける誰かと 交わるなんて思ってもなかった 拗れた 春の ぬるい海の底で 置き去りにされた僕の呼吸よ 流れる映画をよそに見つめ合う 贅沢も しじまの夜 溶け出すように会話した日も ただ淡々とそばにある僕らの愛は 君にはつまらなかったかな 嘘じゃなく 君が ただ笑ったときに 生きてきた全てが報われたんだよ 僕は 僕だけは 君を抱きしめるために 孤独の山を乗り越えて来たんだよ 君が幸せなら それでいいのかな なんて 分かりきれない僕のわがままよ サヨナラの先に 何も見えるはずがないけれど ああ 充ち足りてゆけよ 明日へと La la la ああ 充ち足りてゆけよ 明日へと