○には何が入る 伏せた名には理由がある 至極言いたくない名を込め 呪詛で封を閉じる為の 円 春、無縁を決め込んで 輪から溢れ出せば ◯◯◯◯◯が 動き出す 夏、学校を悠然と 行く無数のイノセントに ◯◯◯◯◯が 蜘蛛の巣のように絡み付く この円の中で 閉塞空間の窓を開け この○の中で 青い風でも運んでくれ そう ローリング ローリング ◯になった 合縁奇縁は 伏せられん 誰の名前も 逃げられん 関連性で動く環は まるで 丸だが歪な形の 『駄縁』と呼ばれる ◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯◯ 円回る円回る縁 楕円も真円も円 円回る 永遠に 円の内部 この円の中で 偉くはなれないが この◯の中で 捨て身にもなれなくて そう ローリング ローリング ◯になった 合縁奇縁は 伏せられん 誰の名前も 逃げられん 関連性で動く環は まるで 丸だが歪な形の 『駄縁』だ 「独りじゃない」なんて偽善だ 「独りで生きてる」は詭弁だ 良くも悪くも世は円だ 巡り巡る円が体中を締める 離れない輪は360 巡る季節は365 足りないものを支え合う 5縁が有りますように