あなたがどれだけ、過去を憎んでも あなたがどれだけ、世界を恨んでも ためらいの傷だけ増えた ほんとうの景色に わたしをどうか道連れにして 幸福はどれだけ埃を被ったろうか やさしい言葉が体温を孕んでも 報われない気がした 救われない気がした 贅沢だって、わかってるけれど 同じ朝日を何度も見たい それすらも叶わない 未遂の夜は静かで、 すべて失ったように思えた ただ、手を固く握る あなたの首を ゆっくりと締める苦痛が あなたの瞳を 覆う地獄のような夜が あなたの心を蝕む絶望が これ以上、これ以上、 降り注がぬように わたしはただずっと、 祈ってるだけ 気づけばどれだけ、 歩んできただろうか 道のりのぶんだけ 離れていってしまうな ある日きらめいたその輝きも 見逃してしまうほどに 壊れてしまっても 気づかなくていいよ 届かなくていいの、ただ 願うことを あなたに光を。 あなたの首を ゆっくりと締める苦痛は あなたの瞳を 覆う地獄のような夜は あなたの心を蝕む絶望は これ以上、これ以上、 薄まらなくても わたしの歌を道連れにして あなたに光を。