噛みくだいて話せれば 分かち合える君と涙 曖昧な表情と返事の理由 停まってる瞳でみつめている 街の目覚めよりも前に消えてた 雨雲の下に言葉残した 水たまり 風 濡れた赤レンガ ここじゃないどこか探してた 声を聴く めでたい ありふれた 営み 好きな人 会いたい 布団くるまる また明日 枕がある まっくらが終わり 昨晩がいつのまにか生まれた 街を満たす目覚めの音 起き抜けでまだ瞳はそぞろ スズメとハト バスケットボール 電柱のかど カラスが飛ぶ 窓ガラス すこしずつ収められていく色 学び 知る もう一度 一緒 思いをみて ただ思いを写し その思いにまるをつける 氷は溶ける 微笑みは脆く 涙は深い 髪を整え 靴を履き 扉を開ける 青空の下では 影は時々二重になる 揺らぎをしる ここはいつも新しい 兆し つぼみとほころび 声を聴く めでたい 思い寄せる 繋がり 願いかける 静かに 灯りともし また明日 答える人よ ここときけども 霞立つ頃 冬の匂いの空気やうやう かつても いまも 伝える人よ ここといえども 冴えた月代 忘れた雪の空気やうやう かつても いまも 噛みくだいて話せれば 分かち合える君と涙 曖昧な表情と返事の理由 停まってる瞳でみつめてしる 街の目覚めよりも前に消えてた 雨雲の下に言葉残した 水たまり 風 揺れた上り坂 ここじゃないどこか ここにあった 声を聴く めでたい ありふれた 営み 好きな人 会いたい 布団くるまる また明日 声を聴いた めでたい 今日も僕らはいつかみた風景のなか 好きな人に会いたい 願い湛えて 布団からおはよう 声を聴いた めでたい 今日も僕らはありふれた営みのなか 好きな人に会いたい 願い 布団を飛び出ておはよう