朝寝を拗らせる君を 揺り起こすその役目を いつのときも欠かさないから その目を 離さないでいて 遠くに浮かぶ綿毛の行方を 僕は知らない ふたり育む慕情の行方よ どうか今のままで 嫌というほど目につく 身の回りの綻びと どこを探しても見当たらない 生活の余剰 そんな中でも 2人で手を取り合う生き方を 選ぶことは 賭けなんかじゃなくて 見つめ合うだけの暮らしに 慣れてしまっても僕らは それを幸せと呼び そんな日々も 愛せるかな 朝寝を拗らせる君を 揺り起こすその役目を いつのときも欠かさないから その目を 離さないでいて 緑色した木々の翳りを思って 冷たい空気が心にも吹き抜けていく ふたつしかない掌の片方をお互いに 捧げて歩いていけばそりゃ 不自由も増えるけど 倒れそうにないでしょう たとえ強い風が吹いても 形あるものは移ろい 心に陰を落とすけど 生活を彩る感動はいつでも そこにあるよ ありあわせだけの食事に 嫌気がさす夜がきても 甘い会話で味付けしようよ 冷めてしまわぬうちに 土砂降りの雨に打たれ 先の見えない景色に重く囚われ 家路を急ぎながら ひとりの夜を思い出して怖くなった 誰も、誰もいない暗い部屋は 冷え切った心を 温めてはくれない 気づかないほど小さく 曖昧な出会いが溢れている中で 君を見つけ出せて 本当によかった 見つめ合うだけの暮らしに 慣れてしまっても僕らは それを幸せと呼び そんな日々も 愛せるかな 朝寝を拗らせる君を 揺り起こすその役目を いつのときも欠かさないから その目を 離さないでいて
