気づけば暗闇 進めなくなって あなたが遺した ページをめくった 射し込む光は 澱んだ心を 照らすと同時に 痛いくらい刺した “弱さ”を分かち合えた 気持ちの後で 揺るぎない事実を知る 何度も 迷って 転んで いくつもの 涙を流した先に 掴んだ“強さ”だと あなたはその時 今の僕みたいな 思いを抱え それでも進んだ 答えだけが解っても 役には立たない 潜む道筋を掴もう 理想の姿を 目指すのに疲れたら “なりたくない自分” をひとつずつ消していけばいい あなたの真意はもう 判らないけど 確かなものをくれたから 嫌になるくらいに 孤独と向き合い ようやく見つけ出した 自分の“弱さ”を許して 何度も 迷って 転んで それでも 逃げずに戦う心こそが “強さ”なんだと