黄昏 陽が沈む頃 祭囃子に 誘(いざな)われて 集うは 虚ろな眼(まなこ) 嗚呼 死んだ血が騒ぐ 爛漫(らんまん)と 散るが如く 絢爛(けんらん)と 舞うが如く 来たるその刻(とき) お手を拝借 解き放て さあさ 声高く打ち上げて さあさ 闇を裂け 宵宵宵 よっちょれよ よっちょれよ 酔のまにまに 激情の頂(いただき)へ 何もかも 終わらない 終わらせない 虎視眈々 夜半(やはん)紅く 染め上げろ 一世を風靡する 狂おしく 旗なびかせ ぎらぎらと 天(そら)を照らす 来たるその刻(とき) 燃ゆる心を 呼び覚ませ さあさ 心の音(ね)解き放て さあさ 火を灯せ 宵宵宵 よっちょれよ よっちょれよ 趣くままに 暁はまだ先 天高く 皆が焦がれ 受け継いだ 意志と共に 来たるそれまで お手を拝借 解き放て さあさ 声高く打ち上げて さあさ 闇を裂け 宵宵宵 よっちょれよ よっちょれよ 酔のまにまに 激情の頂(いただき)へ さあさ 心の音(ね)解き放て さあさ 火を灯せ 宵宵宵 よっちょれよ よっちょれよ 趣くままに 暁(あかつき)空の下 最高の頂(いただき)へ