十六夜から地図をなぞる 歪は 群れを成し愛に生った 意味ないわ いつも 変わることなく 琥珀は光る 見え透いた罠で僕の額を撫でて 賢しらに袖を振るう眼差しひとつ 絹の様に流れて消えた 物知らぬ花弁 ⻑い髪梳いて回る音盤に また嘯く貴女は明るい花 乱れるドレスはおれのもの 曖昧では眠れない 夜も 考えてもきりがない事ばかり 脱がれた靴転がる 眺めることしか出来ないけれど 穿った事も言えぬ 嗚呼 見え透いた罠で僕の額を撫でて 賢しらに袖を振るう眼差しひとつ 絹の様に流れて消えた 物知らぬ花弁 ⻑い髪梳いて回る音盤に また嘯く貴女は明るい花 乱れるドレスはおれのもの