嘆いた言葉よ どこに行ったんだい いくらもないね なくなる前に 僕らに空いた穴を塞ぎあって 咲いてる花の名前も 知る由ないね 食べかけた月に向かって 惰性で息してんだ 「答え合わせばかり、 嫌になっちゃうわ」 空に浮かぶ雲も 掴めない 知らんぷりしてきた 明日もくる 生きる意味 見失ってばかりだから 過ぎゆく時間も止めちゃって 夜風を切って 音に縋って 幸せの意味を探し回って 今日はどこへ出かけよう 握った地図と 荷物抱えて 夏風吹いたら 出発の合図だ 心に雨降る時もあるさ そしたら傘さして乾くまで待とう 遠回りばかり 立ち止まる日もあるさ きっと 枯れゆく花に水やって 小石を蹴って 泣きべそかいて 振り返る度に不安になって 明日はどこへ出かけよう 季節巡って 月と歌って 拾い集めた光を持ってゆこう 錆びついた希望持って 日が昇ったら はじまりの合図だ