例えば、最後にこの歌が無くても 世界は何一つ変わりはしないけど 例えば、小さな小さな僕らが 昨日より希望寄りになればいい 悲しみと夢と恋と 手作りのガラクタをかき集めてさ 秘密の宝箱 心に詰めて 君が描いた世界が 生きる意味になった 街が爽やかに凪いだ この歌がいつか届いてくれたら それだけできっと意味があるはずだ 綺麗事だって 笑われてしまいそうでも 君が苦しんで創ったこの場所 守れるかわかんないけれど ただ、君のままで 死んでゆけることが 許せる日を祈って あざとさで人が救えるのなら 喜んでその役を買って出よう 擦られつづけた調べと言葉 先に来るのは金か退屈か 「その曲、 誰に刺さってるんだろう?」 実は誰にもわかってないかも けれど諦めが悪い僕らは 揺さぶる何かを求め続ける 届きそうで、そうで、そうで、 そうで、そうで、手を滑り落ちた このまま、それなりなまんまで、 居続けてしまいそうだ 君は今の僕を見て どう思っているだろうか 君は今の僕を見て笑うだろうか 生きて、生き抜いた、 僕らはいつまで 続いていくんだろうか? この曲がいつか届きますように たった3分と少しの 自己満のメロディ この歌がいつか届いてくれたら それだけできっと意味があるはずだ 綺麗事だって 笑われてしまいそうでも 君が苦しんで創ったこの場所 守れるかわかんないけれど ただ、君のままで 死んでゆけることが 許せる日を祈って 例えば、この歌が終わった後も 君の描いた生命は残っていくんだ 例えば、世界ごと変わったとしても また見つけるから それまで、続けて。