いつだって頭の中は煩いのに 誰よりも静寂を求めている 厭世を纏った僕を動かしてるのは 繰り返しの惰性だけだったのだろう 見つからない解を描いてみても 埋まらない 白紙のページに急かされてるみたい そうだ、って思い立って周りを 見渡したら 散らかった部屋だけが映っていた 失笑希望な逃避行 現状で精一杯の 強がりでまた隠してる 逆子になった僕たちは 救済も無く縋るんだ 何もかも知った様な顔してさ ステレオの中の正弦波 臍の緒から流れ出した 分け隔てない愛を抱いていたい 逆子になった僕たちは 救済も無く縋るんだ 何もかも知った様な顔してさ モノラルになった心象で 廻り巡って気づいたんだ はじめからずっとずっと、 持っていた 繰り返された慟哭も ほんの少しの絶望も 僕を僕たらしめるもの 鳴り止むことを知らない 音楽は終わらない 音楽は終わらない 逆子になった僕たちは