内言が 喉に柵んで あどけないホメオスタシス 崩れてゆく 最低な 愛を撫で合って 溢れた泉に 溺れたらいいのに 僕の杖から まだ 消えてくれない呪文が 聞こえたよ きらめいた孤独を ぎゅっと抱きしめて 背景が 鼓動に滴って 辿れば どれも虚しく さびれてゆく 大抵は 傷を舐め合って おどけた顔 涙流せたらいいのに 君の胸から もう癒えることない叫びが 聞こえたよ ひらめいた秘密を そっと今 解き明かして 魔法が使えなくなる日まで 溢れ出る僕は ただ干からび 死んでゆくだけ 赤く色づいた花に はらはらと 雪が降る日まで