あの恋愛小説がこの夏 実写映画になるんだって 僕は見ない 主演のあの子は可愛いけど ピアノの音に誘われるまま 音楽室の扉開けて そこで出会うヒロインは やっぱり君じゃなきゃダメだ 両手で作ったカメラ越し 眩しい瞳に射抜かれたよ 慌てる僕にも無関心な君は チェックスカート揺らし 駆けて行った 雑誌を見てもテレビを見ても 可愛い人ばかりだけど どこの表紙にもどのチャンネルにも いない君のことが Ah 大好きだ Ah 夢中なんだ 頭の中にあるキャスティングの 君の相手役は僕だ 一人台詞諳んじてる僕を 野良猫が見てる 通過列車見下ろす歩道橋 君と偶然すれ違って ピンクのイヤフォン横目に 僕はぎこちない会釈で精一杯さ 雑誌を見てもテレビを見ても 可愛い人ばかりだけど どこの表紙にもどのチャンネルにも いない君の方が Ah なんでかな Ah 遠いんだ 女優さんが結婚したって 羨ましくなるだけだけど 君が誰かとお喋りしてるのを 見るだけでうなされるよ 雑誌を見てもテレビを見ても 可愛い人ばかりだけど どこの表紙にもどのチャンネルにも いない君だから 雑誌を見てもテレビを見ても ネットも物足りないんだ これからもずっと 君を探し続けることになるな Ah 恋なんだ Ah 夢中なんだ Ah 遠いんだ Ah 大好きなんだ 1gのため息って実写版のタイトルは 嫌いじゃない