あとどれくらい経ったら 愛し愛されるのかな いつの間にか住み慣れていた 夢うつつな東京で 真空パックしていた恋やら愛に あっけなく封を切った 初恋に似たストーリー 大夜景が照らす横顔 髪触れる その指 掴みそうで 掴めない 曖昧なサイン 解読出来ずに ついに誘い損ねた手 私、子供っぽいかな? ほんのちょっと空回ってる? ねえ、むりやり 背伸びしてる思いに 気付いて あとどれくらい経ったら 愛し愛されるのかな 他愛のない会話にちゃんと だらしなくなれるかな 「会いたい」って声が 袖を引っ張って だから痛い 居たい 伝えたい まだもうちょっと浸りたい ねえ、隣にいるといつも 意地っ張り、見栄っ張り、 嫌になるな 写真の私とふと目が合った あまりにも幸せそうで 少し可笑しかったり 私たち、どうなんだろう? そつなく恋人になれるのかな? もどかしさをぶら下げて 靴擦れしちゃった帰り道 いつだって電話してよ ほんのちょっとの話題で良い ねえ、飾らない君の 油断だらけな声 聴かせて あとどれくらい経ったら 無邪気にじゃれ合えるのかな 「本当に好き?」って気持ち 白状し合えたらな 会えない この日々が胸を引っ掻いて だから 痛い以外 拙い 思いをもっと晒したい だから 痛い 居たい 慣れないけど もうちょっとそばにいたい