鏡に写る「僕」は 「僕」を認識できない 声は届かない この空に何を見てる? 時間だけが過ぎて 置かれたまま 言い訳、他責で自分を守り 憧れ、羨望の中 見えなくなって 重なる言葉と願いが 不器用な自分を映し出してさ 迷い込んだ夢の途中 「もういいや」って諦めることも できずに空を見上げている どうすることも出来ずに ゆらゆら揺れている 鏡を叩いてみたら その拳が傷ついて 痛みも慣れて 人の真似をしてみても あの人みたいにはなれなくてさ 真夜中「もういいかな」とか考えて それでも僕は歌った この気持ちと ただ一つどうしてもね 捨てられずに心の奥底でさ 少年少女が叫んでる 「もういいや」って諦めることも 諦めてこの気持ち一緒に 空に向かって歌うよ 「私はここだよ」と五月空に歌おう