僕らの思う世界は 甘く脆くて 傷だらけでもう 痛いのが怖くて いつのまにか 大きくなること 恐れてしまってさ 最後の鼓動はいつだったっけ 気づけないほど 空っぽになってて そんなのはもうやめたいの いつか隔てた世界は 僕が思っているより 大きくも小さくも好きなようにして 君の触れた痛みは あまりにも綺麗で 思わず僕も 痛みを愛せたんだ 繰り返し傷を 付けては治し 出来た世界は 優しくって でもどこか違くて 悲しみすら覚えて 生き抜くのに傷付けなきゃ いけないの この世界は矛盾だらけで 惑わぬように生きて 丸くないメロンも悪くないでしょ 傷つかずとも甘くなれるかな ほら食べてみてよ 失くしたくなるの でも失くせないの こんな世界でも 生きてたら、 そんな期待抱いてさ どうせたかが僕らだ それでもきっと僕らなら 実ると思うの 僕ら描く世界はどこまでも綺麗で 食べるのが惜しくなるくらいの 腐らせやしないよ 愛さえ持っていれたら それでいい 生きてさえいればいい 唯、唯、嗚呼