カーテン閉めきった午前10時 6畳間は 実家とほぼ同じ広さ 遠くて誰も遊びに来ない 君だけが知っている ここで暮らすおれを もうすぐ目を覚ます だらしない 愛おしい 君が プライムタイム 越してきたばかりの6畳間でずっと セックスをしてる 未来はまだ想像しないでおこうか 今夜また 抱き合いたい はぐれた兄弟のように 遠くの星からおくりもの 受け取るよ 今 さあ カーテンを一息に開けて 溶かす 照らす 響かせる もう怖くない 知らせたい おれはもっと愛したい! エステティック? 何でもいいけど 今日も好きでいたいだけ 開け放した窓を背に まるだしで愛し合う おれら スペアキーなら彼に託した ランチでも買いに行こう さあ