あれからどれくらい経ったのだろう 眩ゆいばかりの君はまるで まるで幻だったんだと 思えるような時を過ごして来たのさ 夢と現を繰り返しては ゆらゆらゆらゆら揺しながら 光と影はべったり張り付き 事ある毎に昔から 僕を脅かしてきたんだ 大事な君が 大事な君が 何処か遠い所へ行っちゃうかもと 囁いていた まるで夢の様な光が 僕の心を包んでも ふわり一瞬浮くだけの コースターのようで その楽しみは余りに短く儚く そして朧げで 目の前がくらむような寂しさなんだ 出来れば君に会いたい 微かな希望に縋りたい 同じ時を綺麗になぞりたい そうしたら君に伝えたい 僕が思うこと伝えたい でも言葉に出来ない思いは どうしたらいい? 不確かな未来を無理矢理固めて 君と僕とでこの部屋を 作り変えてみたのさ そこそこの出来栄えの様に 見受けられたけれども 僕達はやっぱり何も分からずに 作っていたよね 此の眼に君のこと 映し続けたいと願うけど 欲張りな願いは見るも無残なもので そうしたら魂は迷い出す 何処に行くの心ぼろぼろで 溢れ出した僕の無念よ 可愛そうで不憫で仕方がない だから出来れば君に会いたい 微かな希望に縋りたい 同じ時を綺麗になぞりたい そうしたら君に伝えたい 僕が思うこと伝えたい でも言葉に出来ない思いは どうしたら良い? 会いたい君に会えない 僅かな希望も見つからない 有限の時の流れを止められない そうしたら君に伝えたい 思いばかりが募っていく 何時までも届かない想いは どうしたらいい? 何処まで行っても届かぬ想いは どうしたらいい?