街に飛び交う湿ったノイズ あいうえおって列なって 生まれたときには身勝手に まとわりつくの きっと 君がくれた言葉は 僕を優しく包むよ 僕の伝えた言葉で 君は嫌いな顔になった 腐ったトマトみたい 「あいしてる」「アイシテル」 使い古した台詞より ただ目の前の時間を 抱きしめたいんだ 「あいしてる」「アイシテル」 口ではなんとでも言えるね やっぱさもどかしいよ あいつが頷くイロイロで この際 時代が笑う顔を描こう めそめそ声は風が吹き 正解はいっそ絡み合う 気休めじみたセリフ 大丈夫なんてへったくれは 嘘まみれのミイラだね 360度 優しさを心ともなく 「あいしてる」「アイシテル」 ぼんやりとしたセリフより ただ目の前の時間を 抱きしめたいんだ 「あいしてる」「アイシテル」 口ではなんとでも言えるね やっぱさじれったいな お花畑のメロディーで君をなぞる 甘い香りはまさにユートピア 物語にはノスタルジーな果実 そっと広がるのはフレイバー