疲れ果てて帰る夜道では お前のやさしい眼差しを想う そうこれからも きっと守り続けてゆくさ お前と二人の静かな夜 脅えながら生活(くら)す都会では 怪しげな顔した イカサマ師達も 同じような悲しみに憑かれ 生きているよ 迷いはそこで深くなる そして とらわれの貧しい心は たったひとつの真実も 見分けられぬままで 同じところを何度も彷徨い歩き続け 会う人を理由もなく傷つける そして とらわれの貧しいこの国 顔背けて犯してきた誤ちの償いを すべての空へ すべての人の上にへと 子供等の明日を巻きこんで