嗚呼 暗い部屋 この光だけ もう 見たくないな そっと目を閉じる ねえ 大人にはなれないままで 手を伸ばす あの日の 夢の先 求めたのは 君の後ろ姿 離したいの 過去の十字架 こんな自分が嫌いなままで 追いかけ 走ったって 君の手 届かないままで どうしたって 塞ぎ込んで ここから動けないでいる 愛されて また転んで 存在の理由 無意味に問いた こんなの いらないって 投げ捨てて 行き止まり もう何も怖くないよ 僕を連れていってよ さあ 君の見た その世界まで 嗚呼 眠い目を こすって瞬き また 手招きする 無邪気な自分 部屋の片隅に溜まったガラクタ 見渡す もう少し 眠っていたいよ 白黒つけなきゃいけない世界で ここが白かも黒かも知らない ねえ教えて 僕はどっちですか 追いかけ 走ったって 空虚な空 吸い込まれて どうしたって 塞ぎこんで 澱んだまま 脈を打つ 愛されて また転んで 泥まみれの 首を掴んだ こんなのって いらないって この手じゃ 許されない 消えてしまったアイコトバ 君の夢を見てた どうか このまま二人 目覚めないままで 追いかけ 走ったって 歪んだまま 戻りはしない どうしたって 塞ぎこんで 足元咲いた花を見つめた 追いかけ 走ったって 空虚な空 吸い込まれて どうしたって 塞ぎこんで 澱んだまま 脈を打つ 愛されて また転んで 存在のワケ 無意味に問いた こんなの いらないって 投げ捨てて 行き止まり 繋いだはずの右手は やけに冷たくて 絡めた指の隙間には 風が吹いていた どうか このまま二人 目覚めないままで