「ねえ! その心を貸してよ、 扉を開けてしまうから。」 忘れてた理想に沿って ニヤリ笑う ソレを見たいんだよ 最近やたらと視界がぼやけるし、 お決まりの暮らしを繰り返す 柄にもない台詞を覚えたけど 声にゃならないな 『最近どうだい?』 尋ねられてさ 不思議な気分になるけど もうだいぶ強がってみたから それもありだろう 私の裏側の私が くしゃくしゃの顔で言うんだ 『染まらない私を もっと昂ぶらせてみてほしいの』 「ねえ! その心を貸してよ、 扉を開けてしまうから。」 忘れてた理想ってやつも、 つまりそれは私そのもの。 『ねえ! その眼を動かしてよ! 扉を開けてしまえばさ、 見たこともないアレをさ、 誰か、が笑うよ。』 「『絵に描いたみたいな夢も その先で涙流す私も 歌にしたいの!』」