ぼくは『時間』が怖い ぼくをひとり残し ぼく以外の全てを奪うんだろう シーツの上、包まって 朝も夜も止むことはないのよ 涙の意味も曖昧にして あなたの声で目を覚ましたい ここにいて ここにいて 変わらず あなたのいない今は 花のない世界と同じだから ぬるい頭で考える、『幸せ』 について 少しずつ季節が巡って 風の匂いが変わるとき 花が散ってることに はっと気づく結末があれば そんな終わりがあればいいな ぼくがいなくなるその日まで 手を握って 愛しさで溢れる夜が怖いけど あなたがいるなら それも忘れて眠ろう 眠ろう 眠ろう 終焉まで
