きみはもう眠ってる 今日はクリスマスなのに ただいまの声も 夢までは届かない 仲直りはしてない 今日は雪の降る日 冷えきった体を暖めてくれる人は誰 本音を聞かせて ひとり眠れぬ夜 必要とされたい ただそれだけなのに 膨らんで縮む 背中に耳を当てた ねえ本当はきみも 満たされたいんだろう? いまのうち ふたりの温度差を もっともっと近づけて 一生好きと言い続けるよ だけどきみは何もしゃべらない もしもきみという 甘い実がなってたら ぼくは朝から晩まで もぎ取って食いつくすだろう それのどこが悪い 大人になんてなれない ぼくという苦い実は いいかげん腐ってしまいそうだ その夢の中にぼくはいるのかな 雪が降り積もる とても静かな夜 年老いてもずっと ずっと一緒にいたい ねえ本当は 全部聞こえてるんだろう? いまのうち ふたりの温度差をもっともっと 近づけて 一生好きと言い続けるよ 春も夏も秋も冬も そしてふたりの温度差は そっとそっとひとつになる 一生好きと言い続けるよ だけどきみは何もしゃべらない 愛してる