頭に響く声の洪水 再生され続けるテープが 止まるのを待つ 息を殺して 言葉が僕を埋めていく 消えないままで 肺を満たす欲で 肥え続け前に進む気も失せて 膝をついていた 夜が明ける空を見上げてた 形を見つめ 理を見つめ 世界をなぞった ただそこにある 落ちる空を願った もうここにいることはできない 重ねた意思が重く ああ このまま世界の欲に塗れ 溺れるなら 死よりも残酷な今を消す 吐いては今を見せつけられて この朝は何度目かの自分で その先で待つ 気味の悪い自分を見た 霧が張りつき 息が浅くなる 何も見たくないと声荒げ 熱が冷めていく どうしてこんなに しがみついてるの ねえ 口付けして見せた明日は ありのまま 世界に許された僕の理想 落ちる空を願った もうここにいることはできない 重ねた意思が重く ああ このまま世界の欲に塗れ 溺れるなら 死よりも残酷な今を消す ねえ 口付けして見せた明日は ありのまま 世界に許された僕の理想 頭に響く 声の洪水 揺らぎのない深い底へと沈めて