悲しい歌はもう いらないよ 笑えるから 抱きしめたあとは 見えなくなるまで手を振って 幼かったきっと 大げさに痛がって 愛されてみたかった あの頃は 泣くだけで それだけで 死にたくたってよかったのに 今はもう 悲しみの 先だって光って見える 寂しい歌じゃもう 歩けない あたしだから あのね 1人きり 帰り道も もう大丈夫 欲しがってばっか 大人ぶったあたしも 抱きしめてあげるんだ 何もかも あの頃は 俯いて あたしらしいって言い聞かせた 今はもう 1人でも あなたの顔が見える 誰かのこと 抱きしめたつもりで 自分のこと 抱きしめてたんだねきっと 今になって分かるよ ごめんね 今はもう 1人でも ひとりじゃないの 大丈夫よ ねえ いつかまた 目が合えば あたしのために歌って