そばにいる 最後まで 前触れもなく起きた事件は 此の体が動くという事実 何が起きたかよく解らない ただ1つだけ解ること 其れはもう旅立つ決意を キミが決めるなら 存在理由は キミと共にあって いつも キミの足元そばにいるんだ たとえ言葉が喋れなくても 此れは命其れとも奇跡 ただ解る 「限り在る」って 嗚呼夜が明けても そう1人じゃないから 静かに只願うだけさ キミの日々よ幸あれ 動き始めたボクとは逆に 日に日にキミは身動きが減って 幸せだとか不幸せとか 決めるのはキミの心次第でも 「ツメタイヌクモリ」 キミが許すなら 何も知らぬまま 終わることも良くて だからキミの足元 そばにいるんだ たとえ体が動かなくとも 此の生命(いのち)をくれた奇跡は 寂しくさせないように 嗚呼夜が明けても そう1人じゃないから 静かにただ願うだけさ キミの日々よ幸あれ だからキミの身体は もう動けるよ 魔法は解けるだけじゃなかった たくさんの思いは奇跡に 願いはカタチになって 嗚呼キミは気付いてない 枕元の人形(ドール) 一つだけ足りないことに 君の日々よ幸あれ