冬枯れた この町並みを眺め 戻ることのない 鮮やかなあの頃を思って あたたかい ブラックコーヒーを入れて なんか懐かしい そんな気分と香りを感じる レコードを回したなら 僕ら夢の中へ 時の流れに 身を委ねて 僕たちは 恋をした いつまでも忘れない ありふれた日々の ひとかけらさ 言葉では 伝えきれない こみ上がる気持ちは 角砂糖のように 溶けて消えた 何もないこの部屋に差し込む 銀色の光 ガラス越し 曇り空見つめた 一人で生きてくことは きっとつらいけれど 素敵な未来が君を待つ 気がつけば 時計の針 重なって 鳩が顔出してる 僕たちの門出を祝うように 僕たちは 夢を見る いつだって変わらない あふれだす涙 堪えながら 踏み出そう 君とはもう さよならをしないと 大丈夫 素直な 君のままで