違えど確かな愛の形を 思い返してしまう 夜は長いから深いところへ 沈みましょう ほら ほころぶ幽かな声の揺らぎに 気付かないふりをして 目を瞑っていた 痛い心を隠しましょう 今 この雨が止んだら離れ離れだね 恋模様も同様に溶けて消える 生まれ変わるのなら哀れな獣で 有りたいと願い続けていた 正しい結末は此処にないと 遠い過去を見つめて夜を噛み潰した 甘い言葉へ惑いましょう ほら やがては全部が嘘になって 胡乱な日々の果てで 息をするのだろう 酷い心を飾りましょう 今 この雨が止んだら離れ離れだね 濡れそぼつ心臓は猫を被る 分かり合えるのなら裸の心で 有りたいと願い続けていた この雨が止んだら離れ離れだね 恋模様も同様に溶けて消える 生まれ変わるのなら哀れな獣で 有りたいと願い続けていた