犯されてゆく この瑕疵をも齎す迷子と 懲りず夜な夜な世迷言 淘汰されてゆく 知らぬ塩水に咎めろと 分からず屋の言った怨み言 御代わりを 私の代わりを 恥ずかしさに塗れて無理もないか 御代わりを 私の代わりを ぱっと腐る意味で踊り任せては しがないな 急かされてゆく 焦りを下さる御隣りと それは瑣末な困り事 透過されてゆく 誑かしは効かぬ薬と 笑えなくても笑い事 御代わりを 私の代わりを 夜中二時に呆れた売れ残りか 御代わりを 私の代わりを ぱっとこれが夢なら今直ぐに覚めな いか 御代わりを 私の代わりを 言葉にするだけ廃る過去なりか 御分かりを 私の変わり様 ぱっと生きる意味で金を買わせては くれないか