星霜の轍

歌詞

時を超え もう一度だけ 叶うなら貴方の元に 人知れず語り継がれる 消えた世界と月と少女 ひらり舞う黒羽（く ろ は ね）の蝶 導かれるままに追う 足を止め耳を澄ませば 運命が軋むさざめき 落とした瑠璃は砂粒のよう 巻き戻す術があるならば 黎明の空 描き夢見て まだ見ぬ過去（あ し た）の貴方へ 時を超え もう一度だけ 叶うなら貴方の元に 人知れず想い続ける 果てしない千年の旅 嗚呼 零れた涙はすべてを流し 咲いた綺麗な花もやがては散る 月明り星を数えて 愛おしき面影なぞる 譲れない一縷（い ち る）の願い 例えこの存在（す が た）消えても 時を超え もう一度だけ 叶うなら貴方の元に 人知れず想い続けた 果てしない千年の旅