沈む午後 雨模様 濡れるヘッドホンにのめり込んで スリープモードも一瞬のよう 奥の蛍光灯すら嘲笑って消えて 飾ったような表情に 錆び付いてくだけの焦燥感 向かってる先くらい分かってんだ でももう四方八方 笑わない世界で痛みに慣れた君へ 「ピエロみたいな僕と大人を脱ぎ 捨てないか?」 濁った涙が君の色に変わるまで ここで泣きはらそう 気付かれないように この雨のせいかな? 転げた君を見つけた 1人で声枯れるまで 叫ばなくてもいいから もう頑張らなくていいよ 終わらない世界で愛に渇いた君へ 「ピエロみたいな僕と 今夜くらいは」 笑わなくていいよ 黙っててもいいよ 雨が止んだらまた 寝静まる頃にでも 帰ろう