枯瓶

歌詞

思い出はいつの間にか 訪れてしまうもの 募っては苦しいから この匂いに蓋をするの 忘れてしまわぬように 匂う微かな余韻と共に 目に映るものばっか 遺る 連れ去っていく 何一つ 覚えてるんだ あの匂い 風も 靡く君も 美しいものばっか 忘れないように蓋をする いつまでも こうやって わかるものだけを閉じ込めてさ 情けないな 変わらずにいたいなんて いつかはさ そうやって 変わっていくものを恐れないで 狭い部屋で今 探してる愛を全部 言えたのなら 年月はいつの間にか 朧げに過ぎていくの 忘れたいことも たくさんあるみたい 迷い疲れてしまわぬように 涙も流してしまわぬように 強く在りたいとそう願う ちっぽけな人間です いつの間にか時は過ぎて 咥えたタバコも味がしない 目に映るものばっか 気にしちゃって疲れるわ いつまでも こうやって 残るものだけを閉じ込めてさ 情けないな でも消えてしまうもんなんです いつかはさ そうやって 輝ける時を忘れないで 暗い部屋で今 探してる光の粒が 見えたのなら 生まれ足りないものばかりで 飽きてしまいそうだこの人生 作り足りないものばかり 詰まってしまうから いつかはさ そうやって 君らと笑って逝けるように 僕自身のこともちゃんと 愛せればな いつかまた こうやって くだらないことで笑ってさ あの時の 思い出の匂いが 伝わればな いつまでも こうやって わかるものだけを閉じ込めてさ 思い出せるものも 無くなってしまうのさ いつかはさ そうやって 美しいモノに気づけたなら 心配はないさ 前を向くんだ そうだ 僕らは 美しいからさ いつかはさ そうやって 過ぎていく時を恐れないで 僕自身のこともちゃんと許して 逝ければな