ぼくが生まれた小さな森は たくさんの生き物が住んでいて みんなきっとね 仲良しなんだ けんかも時々はあるけどね ぼくが生まれた小さな森は なんでもだいたい手に入る 欲しいものは望めばいい 他の森よりも進んでるから でもね たまにちょっとだけ隣の森が気に なるんだ どんな暮らしをしているのと ぼくの森と比べて 見えない線で分けてしまう ぼくら同じ星にいるのに 離れたとこから見てみると みんな一緒のまるの中で生きてい るのに 誰よりも大きなものを手に入れたく て 誰も持っていないものを無理やり作 る そして溢れかえる中で奪い合って 傷つけ合って ぼくらは今… 見えない線で分けてしまう ぼくら同じ星にいるのに どこからどこがぼくのものと 心で決めた壁をなぞる 歴史がくれたぼくのものは 昨日はきっと君のもので 嘘で重ねた笑顔なんて 傷を隠すための優しさ 僕らは何を信じればいい? 僕らは何を残せばいい? 傷や争い 恐さなんて そりゃ今すぐには消せないだろう でも本当の温かさも この星にたくさん溢れて 言葉や態度 お金じゃなく通じ合うもの他にも ある 見えない線で分けてしまう ぼくら同じまるにいるのに 離れたとこから見てみると こんなにきれいな星なのに 同じ星なのに…