卑屈も理屈も ぶら下がるだけの才も 今や 其れ等 前線で勇む故価値を持つのです 方や 退屈にぶら下がる様な想像も 所詮 嗅覚を欠いた猟犬の様です 次第に朝になる今日 一の字に口を塞いだ劣情達の 鼻息が時折 怒号のように聞こえる緩い錯覚は 無いかい 時代逆行の思想 或いは未来 先見の瞳の向こうで どん詰まった 邦楽達の遺骨を拾ってみないかい 卑屈も理屈も 全ては次章によって いつか 其れ等 あとがきを彩る花に成るのです 方や 退屈にぶら下がっていた 想像は 一人 突堤の先に立つ事で 輝き出すのです 次第に朝になり 口を開く今日 劣情達のどうも時折見せる 八重歯の光沢が 眛爽に見える錯覚は無いかい 時代逆行の思想 或いは未来 先見の瞳の向こうで どん詰まった 邦楽達の遺骨を拾ってみないかい