明けない夜はないって そりゃそうだろ ひとり星をなぞった 止まない雨はないって そりゃそうだろ ひとり眠れずにいる だらしなくすぎる日々の中で 春売る君に言えることはない 理想と現実の重なる場所で 眠れずに悩んでいる 開けない夜を望む君と むさ苦しいほどの寂しさも 気づくことも無いまま 何を思うのかも 分からない 沈黙が喉を潰すように デタラメな僕が言えることは無い 理想もくだらなくって 夜に溶けていくように 色づく君 明けない夜に色をつける君と 色褪せた僕の悲しみも 星にかけた願いも 思い出すことすら できないだろう 月明かりが僕の影の形を ジリジリ変えていく 月明かりも届かないこの場所で 僕は歌ってる 夜の色はどんな色なのだろうか 誰も教えちゃくれないよ 夜の色は何色だろう 誰も教えちゃくれないよ 誰も教えちゃくれないの