目覚めた世界に また僕は一人 乾いた風に鉄の匂い 壊れたメリーゴーランド 止まったままの景色 それでも僕は言葉を探す 回游する意識はどこまでも 輝く旋律を探していて 僕は頭蓋に繰り返し 響くメロディを 口ずさみ涙する 蝕む体を誇りに思い 怯える心こそ在るべき姿と 願うとか想うとか 縋れるものではなくて 最後に僕は言葉を綴る 回游する意識はどこまでも 輝く旋律を探していて 僕は頭蓋に繰り返し 響くメロディを 口ずさみ涙する 灰色の世界に 僕らの生きた証を どこまでも続く 砂の上に軌跡を きっとそこには 答えがあるから 過去に届く道に 忘れない後悔を 錆びついた心に 忘れない温もりを