目玉焼きのルール

歌詞

寝癖の私は言う 「目玉焼きには醤油」と 「幼い頃から この子だけなのよね」と 寝癖の僕も言う 「目玉焼きこそソース」と 「それはもう甘さが絶妙なんだ」と 同じように見えても どこか違うから心が出会えたの だんだん似てきた笑い方も 同じリンスの匂いも 手と手のサイズも 目玉焼きのルールみたいに 違うところも合わせて 二人と呼ぶのかな なにかと君はすぐ 写真を撮りたがるね 「二人で過ごした今を とっておきたい」って 分かるよ あなたまた 迷子な笑顔で言うでしょ 「二人で過ごしてる 今を見たい」って 違うように見えても きっと同じだね 大切にしたいもの なんでもないような風景だって ひとつひとつが特別な あなたとの日々なの でもね君の一番なとこは 心だけは写らない 僕にしか見えないんだ 違うまま今日も二人 寄り添って帰ろうか だんだん似てきた笑い方も 同じリンスの匂いも 手と手のサイズも 目玉焼きを頬張ったあと あなたが言う 君が言う 「美味しいね、二人なら」