ざんぶ ざんぶ きみはかがやきながらうつむいて 海にたおれこむ なにを考えているのだろう 冬のつめたさが頬をなでる 生きていたことに気付いたんだ 忘れかけていたそれぞれの役割 触感センサーが電気をながす ペーパーライクフィルムにかきだす 海へととけてく感情の結晶 沈殿していたこころのかたまり 喝采 喝采 ぼく、はきみを見ているか ぼく、にはどうやったら 伝わるのだろう 沈みながらかんがえる ざんぶ ざんぶ ざんぶ ざんぶ ざんぶ 右手をのばすとぼく、にふれられる 空がしだいに遠くなる なにを想っているのだろう 冬のつめたさが頬をなでる しっかりことばで伝えるよ 360度の液体のなかで 一緒にもがこう ぼく、の左手がふれる あしがつく 考えていたより浅かった 冬のはずだった 心の琴線にふれる コギト命題 きみ以外とは議論しない ペーパーライクフィルムにかきだす 海へととけてく感情の結晶 今までなかったこころのかたまり 喝采 喝采 ぼく、はきみを見ているか きみはぼく、 南へとびながら考えよう ざんぶ ざんぶ