長い夢を見ている 気がしてしまうくらい苦しいな ねぇ どうしていたなら 二人のまま居れたの? 寝起きが悪い貴方のために 買った目覚ましも 静かに眠って 私だけが置いてけぼりで 忘れたいと願うたびに 想い出してしまう体温が 私を蝕んでいくの ベッドの中でただひとり 朝が来るのを待つ 呆れてしまうほどに 見えるもの全部貴方に重ねて どうしようもないくらい 綺麗に見えてしまうの くだらない言い合いも楽しかったと 今なら言えるのにな 忘れたいと願うたびに 想い出してしまう体温が 私を蝕んでいくの ベッドの中でただひとり 朝が来るのを待つ 忘れたいと願うばかりで 本当は消したくないと思ってて 私を蝕んだぬくもりもずっと 抱きしめて 目が覚めるのを待つ