二人は恋人 名前を知らない 明け方 始発で この街を出て行くって 窓から朝日が 差し込んで二人を照らした くるまるコートには ビスケットのかけら 青すぎる あの牧場に 行くつもりだったけれど この列車は そこまでは 着かないんだって その時は知らなかった オマワリ達が そこら中で 二人は恋人 名前を知らない 二人はひとつの ブランコで重なった 片手にナイフをぶらさげて 月を見ていた 同じ匂いの風を 知っていたから 何かがつながってた それだけで 青すぎる あの牧場に 行くつもりだったけれど この列車は そこまでは 着かないんだって その時は知らなかった オマワリ達が そこら中で 二人は恋人 名前を知らない